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2022.01.11

相原社長より年頭のご挨拶

昨年は長引くコロナ禍の影響で、年間の約半分の期間において緊急事態宣言が発令され、経済活動の抑制や外出自粛により生活様式も大きな影響を受けました。ワクチン接種が進み回復の兆しも見えていましたが、変異型であるオミクロン株の感染拡大など、予断を許さない状況が続いています。

スポーツでは東京オリンピックの開催がありました。ゴルフでは松山選手のマスターズ優勝、野球ではエンゼルス大谷選手の二刀流での大活躍など、明るいニュースもありました。当社においても、昨年4月に東京証券取引所JASDAQスタンダード市場へ上場を果たすことができました。そして、ここを第二のスタートと位置づけ、10年先の目標を「ICECO VISION 2030」として定め、昨年4月より第一次中期3ヵ年計画をスタートさせました。

10年先のビジョンを要約すると、卸業界内でオンリーワンのポジション(サービス品質・低コスト構造)を確立し、収益力でフローズン卸業界ナンバーワンを目指すことです。10年先の経営目標達成に向けて、最初の3ヵ年は「足場固めのフェーズ」と位置付けております。この度の上場を機に会社の知名度をアップさせ、優秀な人材の確保と資金調達により、基盤整備を進めます。トップラインは着実に伸ばし続けることを前提に、インフラの強化を進め、本格的な成長期・収穫期への準備を整えます。

昨年、フローズン事業部においては、埼玉県岩槻市に北関東エリア向けの拠点として、岩槻物流センターを開設し、狭山営業所もサテライトとして残し運営しています。その効果もあり、順調に売上高を伸ばすことができています。スーパーマーケット事業部においては、永田店の改装を行い、商品の品質・グレードはもちろん、接客を含めすべてにおいて品質の高いサービスを提供することをコンセプトに、店舗運営を行っています。

さて、2022年の干支「壬寅(みずのえ・とら)」は、十干(じっかん)が「壬(みずのえ)」で、十二支が「寅(とら)」です。「新しく立ち上がること」や「生まれたものが成長すること」といった、成長や始まりの年になることを表しているそうです。2022年は本当の意味でコロナを克服し、そのなかで新しいものが生まれ、成長し、希望に満ちた年になることを祈ります。