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2020.01.09

2020年 賀詞交歓会 相原社長挨拶

明けましておめでとうございます。令和二年、令和になって初めて迎える新年という事で、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

時代が令和に変わった昨年は、ラグビーワールドカップがあり、自国開催で初のベスト8、「ONE TEAM」は流行語大賞を受賞するなど大きな盛り上がりを見せました。また、渋野日向子選手が 全英女子オープンで優勝、樋口久子さん以来、実に42年ぶりの偉業達成など、スポーツで大いに盛り上がった年でした。その反面、当社にも影響がとても大きかった夏の天候不順、特に7月の冷夏には大打撃を受けました。秋には大型台風による甚大なる被害が各地に出ました。消費税の増税も行われ、実質所得が伸び悩むなか、消費者の強い節約志向により消費は決して良いとは言えない状況が続いています。
そのような状況の中、フローズン事業部では昨年4月に名古屋緑営業所、12月に焼津営業所と2拠点新規に営業所を開設しました。スーパーマーケット事業部は昨年不採算店2店の閉店しておりますが、今後も出店をしていく予定でいます。

さて、お正月恒例の箱根駅伝。青山学院大学が2年ぶり5度目の総合優勝に輝きました。昨年こそ東海大学に敗れ5連覇を逃しましたが、青山学院大学の強さが際立った大会だったと思います。かつては箱根駅伝の予選会さえ通過できない弱小チームをここまで強くしたのが、原監督ですが、インタビューでこんなことを言っていました。強いチームをつくるうえで、監督の役割は?という質問に対して、「私の理想は、監督が指示を出さなくても部員それぞれがやるべきことを考えて、実行できるチームです。つまり、指示待ち集団ではなく、「考える」集団。言葉にするのは簡単ですが、考える集団をつくるには、豊かに実る土壌づくりと同様に時間と労力が必要です。ただ、その環境を整えれば、誰が監督になっても強いチームであり続けることができると私は考えています。」という話をされていました。

「強いチームは指示待ちしない」、一人一人が自分で考え、自分で動く。もちろんそこに大きな目標、方向性は必要ですが、急激な社会の変化に対応していくためには、今後の組織の在り方としてとても重要なことだと思います。

2020年の干支は庚子(かのえね)です。庚(かのえ)は、物事が終わる事を意味し、不要な価値観を捨て、新しい環境へ対応する体制を整える年とされています。子(ね)は、物事が始まる事を意味し、新たな局面に対応できる人材の育成・活用に取り組む年とされています。つまり今年は、過去の成果から残すものは残しつつ、新たな体制を整えていく年だという事です。

昨年2019年は、「今後の更なる成長に向けた変革の年」として、会社の基盤整備、組織の強化、働き方改革に取り組みました。今年2020年を「新たなるステージへの成長に向けたスタートの年」として位置付けています。今まで取り組んできた社内整備・組織の強化・働き方改革はもちろんのこと、収益の改善、経費の削減など、課題をひとつずつ解決して、変化をしていかなければなりません。

そこで2020年のスローガンは、
「Change your thinking, change your way!」―考え方を変え、行動を変えよう―
つまり意識改革です。今までの常識、既成概念にとらわれる事無く、いい意味で考え方を変え、新しいことに挑戦していきます。

今後の更なる成長に向け、とても大切な一年になります。全社一丸となり、当社の企業理念である「I care everybody company あらゆる人々に慈しみの心をもって接する企業でありたい」を実現すべく、本年も努力して参ります。

最後になりますが、新しい年も、皆様の益々のご繁栄とご健勝を祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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